【生産チームCitrusより】農作業も改善が必要💦体力と時間を節約する取り組み💪|株式会社みかんの会 和歌山有田の柑橘通販

日本中各地、毎日とてつもなく暑い日々が続いております。
有田地域も例に漏れず、とてつもなく暑いです。

作業中、暑すぎてムシャクシャしてくるので、同僚とのちょっとしたディスコミュニケーションも、気が狂うくらい腹が立ったりするこの頃です。

気温は暑いですが、気持ちは冷静に保ちたいものですね😉

暑い上に雨が無い、、、

洗濯物は3時間弱で乾いて、毎日良いお天気ですが、我々にとっては都合の悪いお天気です。

樹　が　枯　れ　て　し　ま　う　！

有田地域にお住まいの方は、山間地でのスプリンクラーによる灌水（かんすい＝水やり）風景をご覧になった事があるのではないでしょうか。

現在、有田地域では夜通し灌水作業が行われていることもしばしば。

私ども、Citrusも灌水作業を行っております。

しかしながら、スプリンクラー設備のない畑もありまして、その場合どのように灌水を行っていたかというと、
Citrusではホースで手散布、一本入魂で水やりを行なっていました。一本一本、何百本も。

この一本入魂灌水、恐ろしく時間がかかる上に、ホースは重くて扱いにくく、一日が終わる頃には全身ビシャビシャのドロドロのヘトヘトになって、想像するだけでグッタリする作業でした。

ちょっとこれは現代に生きる者の作業ではないなと意識を改め、今回、灌水チューブによる灌水設備を設計。

☞栽培担当西川による緻密な設計図

ホームセンターと、農機具屋さんで資材を集め、組み立てていきます。

☞設計図とはやや違うものが出来上がりました。（あれ？）

　
川にエンジンポンプを据え置き、水を吸い上げ、畑に這わせた灌水チューブから散水するという計画です。

古い継手部分が引っこ抜けて、全く関係のない場所を水浸しにするなど、トラブルもありながら、なんとか成功。

おおよそ計算して1箇所1時間程度灌水して、回収して、次の場所に設置して、灌水。
回収して、設置して、灌水。
ひたすらこれの繰り返しです。
（灌水チューブを回収せずに、設置しっぱなしにしたら楽なんじゃないの？と思われるかもしれませんが、草刈機でチューブをズタボロにする未来が見えたので、その都度回収することにしました。）

灌水中は摘果等の他の作業ができるので、やや効率化に成功ですが、果てしない作業には変わりありませんね。

20mm程度の降雨がない限り、灌水作業は続くよ、どこまでも。

雨降ってほしいな〜😭